かつて蝦夷地と言われていた北海道。
明治2(1869)年、松浦武四郎氏が北海道と名付けて、今年で150年の記念の年にあたります(彼が提案したのは、北加伊道を含めて6案あり、その中から政府が加伊を海に変えて北海道として正式に発表されました)
テレビでは、松浦武四郎氏の特集が放映され、来年嵐の松潤が主役で“永遠のニシパ”という松浦武四郎氏のドラマが放映される様子(個人的には北海道出身の俳優さん・ジャニーズなら斗真君か、チームナックスの大泉洋さんが良かったな…)
他に、六花亭さんでは北加伊道というお菓子を出したり、今北海道博物館では松浦武四郎氏の特別展が開催されています。
今日は、道民として彼の事をもっと知りたいと思い、
北海道博物館に行ってきました🚗
三重県松坂市で生まれた彼。探検家、画家、作家、地理学者という顔を持ち、好奇心旺盛な性格のお陰で、その当時の北海道の様子を絵と日誌で描かれた150冊の調査記録書から知る事が出来ます。
北海道の原住民のアイヌの方々は、文字を持たない文化だったので、こういう記録書はその当時を知るには貴重な資料です。
蝦夷地・樺太などの土地の地図や名称。もちろんアイヌの皆さんに助けて頂きながら旅だった事は言うまでもなく、北加伊道と命名する時にアイヌの方々が自分の住む土地の事を“カイ”と呼んでいた事もあり、北加伊道と名付けたようです🍀
その後、アイヌ民族への搾取を温存する開拓使を批判して開拓判官の地位を退く。
晩年は、古物収集家になり古物の収集を始める。
注目されるのが、縄文時代から近代にまで作られた勾玉、切り子玉など約240点を連ねた長さ140センチの大首飾り。
古墳時代の水晶・瑪瑙・翡翠・ガラスなどを集めて、独特に繋げて作った大首飾りでした✨
自分が住んでいる北海道のことを知りたい。
大人になるとより興味深くなるものですね🍀
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