アンモナイトを知る🍀

先日、白亜紀のアンモライトをカタツムリにドレスアップしてから、なんだか北海道の歴史というか、地球の歴史にひかれているので、それならとヽ(*´∀`*)ノ三笠市立博物館に車を走らせました🚗~

三笠市はアンモナイトが採掘されたり、炭鉱の町として知られていましたが、閉山で人も減り過疎化しつつあるイメージ。そんな三笠に、先日調理や製菓に特化した三笠高校の学生さんが営む高校生レストランができ(三笠高校調理部の生徒が、調理、接客、コスト管理などを実践的に学ぶレストラン)

これから食と若い力で盛り上がっていく三笠になるのかもしれませんね🍴💕

そんな高校生レストランを横目にもう少し車を走らせると(もちろん立ち寄って、ダブルベリーとアップルシナモンのジェラートを美味しく頂きました🍦今度はランチを頂きたいな)、目的地三笠市立博物館へ。

玄関前の芝生には、炭化し石化した珪化木や二枚貝などが入った化石がお出迎え。中の展示物へと誘います。

入ってみると!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚圧巻!!

この手前にあるアンモナイトは北海道で発掘されたもので日本最大級。1.3mで重量580㎏あるものでしたが、世界最大は2.5mのものなんですって(*゚Д゚*)!

ここにはアンモナイトや恐竜の化石などが空間に拡がり、壁際にはアンモナイトについての説明や種類・進化の様子など…その展示物に圧倒されながら一つ一つ展示物を拝見してきました。

アンモナイトは、約4億1000万年前古生代デボン紀~6550万年前までの中生代白亜紀(石灰質のナノプランクトンと呼ばれる植物性プランクトンの遺骸の白い石灰の層で見つかる)に、今より10度以上高く温暖な気候の中、陸では恐竜が、海ではアンモナイトが大繁栄していたらしいのですが、白亜紀後半にメキシコユカタン半島に10㎞ほどの隕石が落ち、そこから気候が大きく変わり絶滅してしまったらしいです。

イカやタコの仲間である軟体動物の足網・アンモナイト亜網に属する生き物。

殻の内部は住房(軟体部がいる部分)と、気房(窒素ガスや液体で重力を調整している部分)に分けられる。

ただ現在までに軟体部分が見つかっていない事から(軟体部分は亡くなった後、他の生き物に食べられたり、細菌に分解されてしまって残っていない)、現在生きた化石と言われている似たフォルムのオウムガイから予想されるに、あのような軟体部分だったのではないか?という感じで、足(腕)が何本だったのか?など、詳しくわかっていないようです。

アンモナイトは茶色の化石で見つかる事が多いのですが、まれにアラゴナイト(炭酸カルシウム)層がありオパール化したものがあります。展示品であったものはアメリカ産のもの✨

Kuthumiで在庫しているものを見てみると、

ありました👀✨赤や緑に光る遊色部分をもっていました。

遠い古代の化石が身近にあるって、なんとも神秘的です✨

三笠博物館に戻って~北海道で見つかった恐竜の化石と模型

ウミガメの骨や卵の化石(今は海遊するウミガメですが、昔は定着型だったようです)

イセエビの化石など…。

奥には特別展で、生命の歴史展が開催されていて“せいめいのれきし”という本に沿って、絶滅動物の標本が展示されていて…ここも興味深い場所でした。

   
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