先日、見たかったもの、知りたかった事を見てきました🚙
1つ目は日高ヒスイのカボション✨
日高の学芸員の方にお願いして、日高ヒスイについて教えて頂きながら、所蔵しているカボションを見せて頂きました🍀
日高ヒスイは、クロムを1%程度含んだクロム透輝石で、糸魚川翡翠のように織物状の構造をしていること、透明感や脂感のある緑の美しさがヒスイ輝石の翡翠と遜色ないことを考慮し、番場猛夫博士(当時地質調査所)が、宝石学会誌に“日高ヒスイ”と論文で公表したのが、日高ヒスイの名の由来のよう☘
ただ、私としては鉱物的な観点より見た目重視なので(笑)、このグリーンのクロム透輝石・日高ヒスイも好みの石✨
この機会に是非ワイヤーでドレスアップしたいと思っていましたが、ルースを販売しているお店は現地にはなくて…ちょっと残念でしたけど。
そこから足を延ばして~帯広へ💫ここで見たかったのは“アイヌ語で自然観察展”
アイヌの方達が大切にしてきた植物や動物を、アイヌ伝承や生活で使用した使い方、食仕方、薬効など…と共に、写真で紹介されていて~
例えばヨモギは~アイヌ語で“ノヤ”。アイヌ伝承では、この世で最初に生えてきた草がヨモギ。とても霊力が強い草と言われていて、食する他、邪気払いにも使っていたみたい。
その他、白樺などのカンバ類は~アイヌ語で“タッパ”。木の棒の先を割いて、この木の樹皮を丸めて詰め松明にしたり、この木で水を汲むひしゃくを作ったり、樹皮を燃やしたススでアイヌの女性の入れ墨を作ったり。
シマフクロウは~アイヌ語で“コタン・コロ・カムイ”村を領有する神。翼を広げると180cmくらいになる世界最大のフクロウの一種で、昔からアイヌの長(エカシ)が座っているように見えると言われ、村を守る神として崇められていました。
この鳥は、猟をしに来た人にクマの居場所を伝えると。クマの行動の監視をしながら、悪いクマから人間を守ると言われています。
帯広百年記念館で無料で見れるこの展示🌸
植物の特性を知っていての用途~生活面での実用性、肉体的に効く薬効、精神的心理的な呪術的に使用するなど…なかなか興味深く拝見してきました🌿
帰りは、帯広の大好きなパン屋・麦音へ🌻
ここのパンも好きですが、美味しく・食べ応えがあるここのソフトクリームが好きです🍞🍦
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